真っ当に生きた者勝ち

主人と、元嫁と戦うために人生で初めて弁護士さんに依頼をしました。その全貌を、備忘録として書き残したいと思います。

弁護士1

11月22日。

約束の時間に弁護士さんとの初面会。

これまでの連絡のやり取りを

日付ごとにプリントアウトして、持参します。

そして、自分たちの希望点を箇条書きにし、

紙に書いて持参。

 

私たちの希望は

・過去の養育費については、

 法的に必要なのであれば検討するが、

 離婚時の取り決めである

 「元嫁の作った借金が片付くまでは、

  養育費はなし(実質相殺)」

 にのっとり、不要に払いたくはない。

・今までは元嫁の残した借金で何もできなかった分、

 適正な金額を定めて養育費の支払いをしたい。

・親心として必死に守ってきた学資保険を、

 子供の数年後のために守り抜きたい。

・元嫁のこれまでの言動から考えて、きちんとした取り決めをしたい。

 今後もこのようなやり方で、節目の度に理不尽な金銭要求は

 受け続けられない。

 

ここまで準備して向かうものの…

ちょっと緊張しましたねー…。

 

弁護士さんて、某テレビ番組じゃないですけど、

その人その人で見方が違うから。

私たちは「100%正しいとは言えなくとも、

おかしなことは言ってないだろう」と思って行きますけど、

主人が離婚した時の様に「受任できません」と

突っぱねられる可能性も秘めてたので。

ここの不安感と不信感は、主人が一番引っかかってた様ですが。。。

 

 

弁護士さんの事務所に到着し、軽く挨拶を済ませ・・・。

 

まずは、弁護士さんからの質問攻めww

主人の名前・住所・生年月日・年齢・連絡先など

元嫁の同上情報

子供の同上情報

婚姻~離婚に至るまでの経緯。

何年に入籍し、何年に離したのか。

何年に1回目の借金が発覚して、いくらだったのか、

どう解決したのか。

2回目の借金はいつ、いくら、どう解決?

3回目・・・

何故、親権が元嫁になってしまったのか?

と続きます。

 

一通り聞き終えると、一言・・・

「ご主人、よく我慢したねwww

ここまで借金やられて、よく我慢したわ・・・」と。

 

そして持参した連絡やり取りの資料を見せてと言われ差し出すと、

無言でささっと目を通す弁護士さん…。

すると。

 

「んー、この人、言い分は恐らく全嘘だろうねwww

そして、とにかくまとまったお金が欲しい何かがあるね。

向こうは弁護士さんには相談していないと思う。

もし万が一、相談してたとしても、

離婚の理由・・・まあ、有責事由って僕らは言うんだけど、

それは全部隠して相談してるってとこじゃないかなぁ。

それにね?本当の事を話してたとしても、

役場で過去3年分の養育費はなるべく早く請求しなさいって

言われるわけないからwww

だって彼女の居住区で考えたら、

その町の役場、

顧問弁護士、僕だもんwwwwww」

 

?!?!?!?!?!

思わず主人と顔を見合わせてしまいましたw

元嫁の嘘がまさかの形でバレる、

何とも皮肉なwww

 

「無料相談とかやってるんだけど、

開催日に役場職員が窓口で話を聞いて、

専門性の高いを僕が担当するわけ。

窓口になる職員さんには、簡易的な説明は日々してるわけよ。

だから、僕の下で窓口やってる職員さんに、

ここまでの有責者に”過去3年早く請求しなさい”なんて

言う人いないよwww

その言葉を出すなら、

・約束してたのに養育費もらえない

とか

・相手が原因で離婚して、今までは養育費決めてなくて

もらえなかったけど、今後欲しいんです。

って人なら分かるけどさw

ありえないからwwww」

 

すっごく気さくに、軽い感じもしてるけれど、

一番分かって欲しい「元嫁の嘘・理不尽さ」を

すぐさま察知し、理解してくれました。

 

「ご主人は、今後の養育費は払うつもりでいたんでしょ?

奥様も、了承してるんだもんね?」

 

主人&私「はい。」

 

「いーよいーよ!僕が受けてあげるっ!

ご主人と奥様の書いてきた主張も、

全然おかしくないし、むしろ僕は賛成だね。

過去の養育費も払う必要ないと思うよ?

返済額とこれまでの養育費の額を照らし合わせても…。

結婚してた間にこんなに借金こさえて家庭壊してさー

それに懲りず、またお金に困ってる感じしか見えないし…

こんな、理不尽で嘘ばっかり並べる様な人のいう事、

聞かなくていいと思うよ?

役場に相談もそうだけど、

そもそも、行政書士に相談してるとかもあり得ないしね。

今日中に受任通知送ってしまうから、

明日からは連絡止まるはずだから。

で、その次に、二人の書いてきた主張を、

それっぽい形に僕が書き直して、

連絡文として送って、

まずは養育費の適正額を見極めるために、

彼女の収入に関する資料の開示をしてもらおう。

 

ご主人ね…過去のこと言っても仕方ないんだけどさ。

離婚のときに、僕と縁があれば、

助けてあげられたかもしれないね。」

 

この一言に、二人で泣きそうになりながら、

お礼を言い、初回面談を終わるのでした。

主人が離婚時にどれだけの想いで親権を手放したのか、

そこに至るまでに何があったのか。

それを知ってる私としては、

主人がこの一言にどれだけ救われるだろうと思いました。

主人も、帰り道に半泣きでした。

離婚時の弁護士に突き放されて、

結局、自分は非力だと無理矢理納得するしかなかった、

その自己否定を繰り返しながらの9年間、辛かったと。

その胸中、どれだけの想いが溢れていたのでしょうね。

 

ひとまず、弁護士さんから連絡文の案が届くまで、

一休みです。